こんにちは。特定技能を専門とする行政書士の長井です。
今回も特定技能制度について、ご理解が進むよう簡潔に解説していきますので、最後までご一読いただけましたら幸いです。
特定技能外国人就労者は2倍増加
特定技能ビザを取得して日本で働く外国人の数が、前年と比べて2倍に増加しました。増加の背景には、人手不足が深刻な業界で外国人労働者の需要が高まっていることが挙げられます。特に運送業や建設業、外食業などで、外国人の雇用が進んでおり、今後もさらなる増加が予想されています。政府も特定技能制度の拡充を進めており、受け入れ体制が強化されています。
統計データ
2023年、「特定技能」在留資格を持つ外国人の数は驚くべきことに17万3000人を超え、前年の同時期と比べて2倍に増加しました。
その中でも、特に多いのはベトナムからの労働者で、全体の約56%にあたる9万7490人がベトナム出身です。次に多いのはインドネシアからの2万5337人、フィリピンからの1万7660人が日本で働いています。
では、これらの外国人労働者はどのような職種に従事しているのでしょうか。
飲食料品製造業には5万3282人が従事し、次いで産業機械や情報関連の製造業には3万5641人、介護分野でも2万1915人が働いています。
増加したことの背景
では、なぜこんなに急激に増加したのでしょう?
実は、これは新型コロナウイルスの影響が大きいんです。
感染拡大による影響はありましたが、日本の入国規制が緩和されたことで、外国人労働者の受け入れが急増したのです。
まとめ
このような動向は、日本が外国人労働者にとってますます魅力的な勤務先になっていることを示しています。特にベトナム、インドネシア、フィリピン出身の人々が多く、彼らは日本の様々な産業で重要な役割を果たしています。これからも、この傾向はさらに強まるかもしれません。