特定技能外国人が去年の2倍!│特定技能×解説ブログ

特定技能外国人が去年の2倍!│特定技能×解説ブログ

2023年9月22日

こんにちは。特定技能を専門とする行政書士の長井です。
今回も特定技能制度について、ご理解が進むよう簡潔に解説していきますので、最後までご一読いただけましたら幸いです。

この記事では、日本での特定技能外国人労働者の最新動向に注目してみます。
2023年、驚くべきことに、「特定技能」在留資格を持つ外国人の数が17万3000人を超え、前年の同じ時期と比べてなんと2倍に増えているようです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230901/k10014180891000.html

まず、この数字の大部分を占めているのはベトナムからの労働者。全体の約56%にあたる9万7490人がベトナムから来ています。次いでインドネシアから2万5337人、フィリピンからは1万7660人が日本で働いているんです。

さて、これらの労働者たちはどんな職業に就いていると思いますか?
なんと、飲食料品製造業には5万3282人が従事しています。
さらに、産業機械や情報関連の製造業では3万5641人が、そして介護分野でも2万1915人が働いているんですね。

では、なぜこんなに急激に増加したのでしょう?
実は、これは新型コロナウイルスの影響が大きいんです。
感染拡大による影響はありましたが、日本の入国規制が緩和されたことで、外国人労働者の受け入れが急増したのです。

このような動向は、日本が外国人労働者にとってますます魅力的な勤務先になっていることを示しています。特にベトナム、インドネシア、フィリピン出身の人々が多く、彼らは日本の様々な産業で重要な役割を果たしています。これからも、この傾向はさらに強まるかもしれませんね。